オーストラリア住宅ブームは終わった
おはようございます。
トロントでは先日雨だったのにまた大雪になってしまいました。家の中にいるので実感ないですが😅
さて、また海外の住宅情報です。
ここ数年オーストラリアでもシドニーやメルボルンといった大都市を中心に住宅価格の高騰が見られました。
しかし今はその住宅市場のブームは終わったとの見方が圧倒的に多いようです。
エコノミストの2018年住宅価格の予想はマイナス5.8%からプラス6%。
しかし楽観的な価格上昇(+3〜6%)の予想をしているHSBCでも住宅市場のブームは終わっているとコメントしています。
背景には住宅件数の増加、ローン申請の厳格化と海外需要の後退が挙げられています。
But even those expecting modest increases are cautious on the market’s prospects, agreeing that the market is cooling down not heating up.
“Australia’s housing boom is over, punctured by increasing housing supply, tighter prudential settings and a pullback in foreign demand,” said HSBC’s Paul Bloxham.
米国の利上げが続く中、オーストラリアの金利低下の見込みは低いと考えられます。
しかしブームが終わったからと言って、住宅価格が急落することはないようです。
特にシドニーやメルボルンでは人口増加が住宅価格をサポートする要因になるみたいです。
現時点では9月のデータまでしか発表されていませんが、9月から直近まで2%下落しているという他の情報ソースもあるようです。
シドニー。私はオーストラリアには行ったことないですが、夫が数年前に一度行ったことがあるので彼が撮ってきた写真を使っています🇦🇺
1件の返信
[…] カナダ(トロント)の住宅市場は戸建ての上昇鈍化が鮮明になってきました。オーストラリアでも住宅ブームがピークアウト(2017年7-9月期は前期比で下落)した感があり、ニュージーランドでも価格上昇が鈍化(オークランドの2017年11月の住宅価格中央値は何とNZ$880,000まで上昇しているものの、前年比では+0.6%の上昇にとどまっています)するなかで外国人による中古住宅購入が禁止される方向に進んでいます。スウェーデンも、価格が前年比で下落に転じるなかで規制強化が進められる状況にあります。 […]