カナダ中銀ハト化で1月利上げは黄信号も、カナダ雇用統計が再加速
カナダ中銀は予想通り据え置き(1.75%) 12月5日のカナダ中銀(BoC)は、市場予想通りの据え置きでした。 従前、来年1月9日の次回会合で利上げと目されていましたが、今回の声明文からかなり慎重なスタンスが感じられたことから、1月利上げは一旦見送られるのではないか、という懸念が強まりました。 ネガ...
カナダ中銀は予想通り据え置き(1.75%) 12月5日のカナダ中銀(BoC)は、市場予想通りの据え置きでした。 従前、来年1月9日の次回会合で利上げと目されていましたが、今回の声明文からかなり慎重なスタンスが感じられたことから、1月利上げは一旦見送られるのではないか、という懸念が強まりました。 ネガ...
カナダ中銀は予想通り利上げ(1.50%→1.75%) 10月24日のカナダ中銀(BoC)は、7月の利上げに続いて、市場予想通りの利上げとなりました。 利上げ自体は完全に想定どおりでしたが、gradual approach(漸進的なアプローチ)という文言が削除され、政策金利を中立スタンスに引き上げる必...
カナダの9月のCPIは予想を下回る結果 10月19日に発表されたカナダの9月のCPIは、前年比2.2%の伸びとなり、7月の3.0%、8月の2.8%から伸びが鈍化しました。 航空運賃の伸びが鈍化したことなどから、前年比での伸びが鈍化しています。 カナダ中銀(BoC)の行動を考えるうえでよ...
カナダ中銀は10月24日の会合でほぼ間違いなく利上げを発表 10月24日にBoCが四半期の金融政策報告とともに政策変更を発表しますが、ここまでの変化でほぼ間違いなく利上げすることが見込まれており、市場の織り込みもほぼ100%となっています。 10月15日には、Business Outl...
カナダの8月のCPIの全体は予想を大きく上回る結果 9月21日に発表されたカナダの8月のCPIは、前年比2.8%の伸びとなり、7月の3.0%から伸びが鈍化しました。8月の伸び率は、市場の予想どおりでした。 輸送費の伸びとガソリンの伸びが鈍化したことが、7月の伸びが鈍化した背景となってい...
カナダの8月の雇用統計は弱い結果 9月7日に発表されたカナダの雇用統計は、雇用者数が前月から5.16万人減少となり、5.41万人増加した先月の分を打ち消してしまいました。 フルタイム雇用者が4.04万人の増加となる一方で、パートタイム雇用者は9.20万人の減少となっていて、ちょうど7月...
カナダ中銀は予想通り据え置き(1.50%) 9月5日のカナダ中銀(BoC)は、市場予想通り1.50%で据え置きとなりました。 前週に発表されていた第2四半期は、2.9%(四半期比、年率換算)と、予想の3.1%を下回っていて(第1四半期は1.3%から1.4%に上方修正されました)、利上げを急ぐ理由は見...
カナダの7月のCPIの全体は予想を大きく上回る結果 8月17日に発表されたカナダの7月のCPIは前年比3.0%の伸び率となりました。市場予想は2.5%でしたので、予想を大きく上回っています。 6月のCPIデータも市場予想2.3%のところ2.5%の伸びとなり、予想を上回っていましたが、7...
カナダの7月の雇用統計は数値は強いが中身はいまいち 8月10日に発表されたカナダの雇用統計は、5.4万人の雇用増加で、失業率は0.2%も低下(6.0%→5.8%)という強いヘッドラインとなりました。 市場の予想が、雇用が2万人弱の増加、失業率が0.1%の低下でしたので、数値的には予想を...