ナイアガラの滝で絶対行くべきおすすめスポット4選
カナダで観光と言えば、一番に思いつくのは何と言ってもナイアガラの滝ですよね。
カナダに初めて来る場合には、それ以外の観光地は思いつかないのではないでしょうか。
たしかに、あの水量、幅、落差の滝は他にはありません。一見の価値があります。
ナイアガラの滝を見ようと思って現地に行くと、少し困ることがあります。
ナイアガラの滝の周辺は、カジノもあるような一大観光地であることもあり、割と広いです。
レストランや土産物屋はたくさんあり、アイスクリームやおいしいものを食べられるお店もたくさんあります。
お店で迷うだけならまだいいですが、肝心の滝を見ることについてもいくつかの選択肢があり、あまり調べずに行くと「あそこは行かなかった!!」ということが起こってしまいます。
ナイアガラの滝に何度も行くことは少ないでしょうから、せっかくなら漏らさず見ておきたいところですよね。
そこで、ナイアガラの滝に行った経験をもとに、「ここに行っておけば、ここから滝を見ておけばまず間違いない!!」というポイントを4つご紹介します。
この4ヶ所を見ておけば、滝の魅力を十分に、いろいろな角度から満喫できます。
滝を間近から見る
最も代表的というか、普通に滝まで行くと、この見方になります。
この写真は滝からの流れ沿いの道から撮った写真です。写真の右手に観光案内センターのような建物があります。
その辺りから滝に近付くことができ、滝が流れ込むところを間近に見ることができます。
そのポイントから見た写真がこちらになります。
目の前で凄い勢いで水が落ちていきます。何を見なくても、ここだけは見ておくべきです。滝に誘われてまっすぐに歩けばここに着きますので、見逃す心配はまずありません。
この辺りは風向きによっては水しぶきで滝が見えないほどです。
ここはほぼ全ての観光客がくるのではないでしょうか。そのせいで、そこかしこで写真を撮っています。人が多い時には柵の最前線に場所を確保するのもなかなか大変です。
滝を裏側から見る
滝を近くから見た後は、滝を裏から見てみましょう。これも定番中の定番ですね。
滝のすぐそばにある観光案内センターのような建物の中で、料金所を通ってエレベーターに乗り、下に降りて滝の 裏側に行くことができます。
こちらの写真は、滝の裏側の通路を通って、滝の下に出たところから撮ったものになります。エレベーターを降りたところか乗るところか忘れましたが、カッパを貸してくれます。この辺りは水しぶきが飛んできますので、必ずカッパを着ておきましょう。本当は滝の裏側からの写真があればよかったんですが、恐らく動画を撮るのに夢中だったせいで写真が残っていませんでした。。。
滝の裏側からよりは、滝の下に出た方が、落ちてくる水の全体が見渡せて迫力があるかもしれません。
滝を船上から見る
滝の間近に行くのと裏側に行くのは、定番中の定番なので、ここまでは皆さん漏らさず見ることができると思います。
ただ、、、せっかくナイアガラにきてこれで終わりではもったいない!!待ち時間を含めて結構時間が必要ですが、ぜひ滝壺に迫る遊覧船に乗って滝を浴びましょう。
チケット情報等はこちらが参考になりました。
チケット売り場は、アメリカ滝の正面あたりにありますが、人が並んでいるという感じでもないのでなかなかわかりにくいです。
小さな移動車のようなチケット売り場があります。遊覧船の料金は忘れてしまいましたが、先ほどのサイトによると、以下の料金とのことです。
大人
$19.25
子供(6~12歳)
$11.20
チケットを買って、チケット売り場から奥に入っていってエレベーターで地下に降ります。
エレベーターから降りると、水辺で乗船時間を待つ場所があります。
そこにはトイレやコーヒーなんかを打ってくれる小さな売店もありますので、時間は潰せます。
遊覧船のコースは、まずはアメリカ滝です。
こちらもなかなか雄大で見応えがあります。
が、ここにくるまでにカナダ側の滝を見てしまっていることもあって、そこまで驚きはしないのではないかと思います。
アメリカ側から見たことはないので、向こうの丘の上に立って見てみると印象も変わるのかもしれません。
その後、遊覧船はアメリカ滝からカナダ滝に向かうことになります。
この写真の奥がカナダ側ですが、水しぶきで見えません。。。これからちょうどあの水しぶきのあたりに入って行くことになります。
この写真のときは11月だったでしょうか。
周りの白い景色は凍っているせいです!!写真をよく見たら、遊覧船の手すりにも凍った水滴がついていました。
カナダ滝の正面に入っていきます。
圧倒的な水量を体感できます。
滝を上から眺めるのでは感じることのできない迫力があります。
こんな経験はここでしかできませんので、ぜひお試しください。
滝に近づいて正面から撮った写真がこちらです。
船はこの辺りで数十秒ぐらいでしょうか、流れに逆らう形でとどまります。
水しぶき、すごいです。滝の裏を見たときと同様に、カッパを配ってくれますので、躊躇なく頭からかぶりましょう。
船の上にいたときは、カッパのおかげかあまり寒くは感じなかったように思います。
水しぶきでそれどころじゃなかったのかもしれません。
滝を上から見る
最後は、ナイアガラエリアの展望台、スカイロン・タワー(Skylon Tower)からの眺めです。
ここは、滝の近くからは少し歩くこともあり、行かずに済ませる方も多いのではないかと思います。
ですが、私はスカイロン・タワーの屋上展望台からの眺めがナイアガラの滝を見たなかで一番好きでした。
滝を全体の景色のなかの一つとしてみることができて、これまでに見たことのない景色を楽しむことができます。
アメリカ滝とカナダ滝を一つの景色として見られることもあって、とてもおすすめです。
滝の近くから歩くには少し時間が必要ですが、もし時間があればぜひ立ち寄ってみてください。
このスカイロン・タワー、最上階の屋内・屋外展望台のほかに、中間地点の回転展望台で食事をしながら滝の景色を楽しむこともできます。
大人数で移動しているときや子連れのときなどは、座ったまま滝が見られて、食事もできるのでおすすめですが、少し割高な感じがしましたね・・
カナダ滝を撮った写真です。
ちょうど遊覧船が滝壺に向かっていますね。
この段差、すごいですよね。
あれだけの水量がこの段差を一気に落ちているなんて、何度見ても信じられません。
ナイアガラの滝で一番おすすめの景色です。
左がアメリカ滝、右がカナダ滝です。
この景色を見たいがために、スカイロン・タワーにいきました。
スカイロン・タワーの屋上展望台は360度見渡すことができます。
こちらは、カナダ滝と、周辺のホテル群、中央にはカジノもありますね。
こちらは滝とは反対側を写したものです。
カナダは広いなーという、当たり前のことを再確認できる景色です。
最後に、番外編です。
以前、ナイアガラの滝を見ることができるFallsViewのホテルから撮った写真です。
ナイアガラ周辺にはたくさんのホテルがありますが、せっかくなら少しでも滝が見える部屋がいいですよね。
FallsViewの部屋はたくさんありますので、ぜひ探してみてください。
宿泊することでゆっくり滝を見ることができますが、その際は夜のライトアップを見逃さずに。
私はこの写真を撮ったとき、時差ボケ真っ只中でライトアップの写真を撮り損ないました・・ホテルの食事も満足に楽しめなかったし、あのときはもったいないことをしました・・
もうひとつ注目して欲しいのが、昼と夜の水量の差です。
この写真でも既に水量が減っているのがわかるでしょうか。
たしかナイアガラのワイナリーツアーのガイドさんも言っていた有名な豆知識ですが、夜間には発電所の方の取水が増えるので、滝の流水量がぐっと減るそうです。
迫力ある滝の眺めもいいですが、昼夜でこれほどの違いを見られることも他にはないので、そこもなかなか興味深く楽しめます。
ナイアガラの滝までくるのに時間がかかりますので、現地ではそんなに時間の余裕がないかもしれません。
地図等を確認しながら、ぜひナイアガラの滝を満喫してください。